ひとヒナタ

熊木杏里( Anrico ) ひとヒナタ歌詞
1.モウイチド

もう一度 もう一度
自分信じてみたくなるから
傷つくことが待っていても
止められないんだ

どうして
手に入らないものが見えるのに
欲しいものや
なりたいものを遠ざけるんだろう
變わるがわるの生活が
夢追わせてくれるなら
人が行かない明日でも行こう
いつだって
もう一度 もう一度
苦しみも喜びにかえたい
悲しいのは何もないと
思い迂んでいること
もう一度 もう一度
心から正直になりたい
余計なものがなくなれば
樂になれるよ きっと
ひとりでいると
どうして人戀しいんだろう?
だからすぐに
痛い目にあうことも多いけど
愛することにかまけてる
自分好きな人よりは
泣いてもすぐに立ちあがれるよ
いつだって
もう一度 もう一度
好きになるきっかけ 探してる
數えあげれば
きりがないほど誰かに戀して
もう一度 もう一度
自分信じてみたくなるから
傷つくことが待っていても
止められないよ ずっと
もう一度 もう一度
さらけ出す 勇氣が欲しいから
さよならをした掃り道
人目も知らず 泣くんだ
もう一度 もう一度
自分信じてみたくなるから
傷つくことが待っていても
止められないんだ
もう一度 もう一度...


2.夏の氣まぐれ

作詞:熊木杏里
作曲:熊木杏里

おだやかな風が 部屋に吹いて
夏の無言を 君と聞いて
もうすぐ掃ると 腰をうかせ
まだここにいても 君は もう
白いカ一テン 夕日がこぼれ
夏が始まるのか 終わりましょうか
君のあとに 濕ったまどろみ
風に乾くから 夏が來る
知らずに淚が 君を見送る
心なしか 君が遠い
手をふりました そこらじゅうに
君を見ないで 手をふった
搖れるカ一テン 夕日のカ一テン
ひとりでに吹いた さよならでしょうか
君のあとに 笑ったまどろみ
風があたためて 夏が來る
白いカ一テン 夕日を殘し


3.誕生日 (Album Version)

ありがとう 理由は何もないんだよ
あなたという人がいることでいいんだよ

誕生日のことは覺えていますか?
ろうそくのにおい 胸にためた
あなたのことをお祝いしましょう
あなたである今日と明日のために
生きてきたようで 生かされてる
そんな私であって あなたである
おめでとう 日まで辿りついたんだよ
つらいことの方がよくあるけれど
もらったものを覺えていますか?
形ないものもありました
特別ではないものが特別になって
あなたを幸せにしたこともあったでしょう
何もできない なんてことは
私にもないし あなたにもない
おめでとう 奇蹟があなたなんだよ
暗闇に燈ってる火のように
ありがとう 手のひら合わせられるのは
あなたがこうしてここにいるからなんだよ
おめでとう 今日まで辿りついたんだよ
思い出がまたひとつ增えました


4.こと feat. 清塚信也

作詞:熊木杏里
作曲:熊木杏里

大丈夫と君は言うけど
心は今 どこを見てるの?
想いだけがひとりごとみたいに
途絕えた會話をつなぐ
打ち明けてくれた話にぼくは
どれだけ君を見つけられたんだろう?
過去が心に居すわりながら
どれだけ君をひとりにしたかな
また ひとりごと
君がいること
急がないこと 今 生きてること
たとえようないこと
君がいるから
どんなことも ぼくには今しかないこと
いつもそばにいるということが
ふたりのためになるのかな
また言葉をひとつ 終わらせた
君の顏が浮かぶ
ここにいることを教えてくれる
光と影が今 ぼくを包む
君がぼくには必要だって
どうしてこんな氣持ちがあるんだろう
ただ ひとりごと
繰りかえしてる
息をするたび 氣が付いてくこと
泣きたいときには
ぼくがいるから
君であること以外 ぼくができること
たとえ武器が 誰かの手に渡り
胸がふいに傷ついたとしても
人 轉ばす力はいらないと
君は足をあげる
ぼくらしいことも 君らしいことも
望めば葉えられるということ
今 ふたりごと
君といること
守りたいこと 共に生きること
強くあるなら弱くあること
どんなこともふたりなら ゼロも1になる
今 ふたりごと
君といること
守りたいこと 共に生きること
強くあるなら弱くあること
どんなことも君となら 生きてゆけること


5.青雲

作詞:熊木杏里
作曲:熊木杏里

空を驅けてゆく 青春の影
青い夢と わた果子の戀
溶けてしまっても 變ってしまっても
私は私のままで
ふりむくことでもしないと
人は先へ進めない時もある
一年先まで願っても
どこでどんなことになるかもわからない
つらぬいた この手には
失ってもまた摑む力がある
めげないわ 間違っても
私を超える 青雲でありたい
道が分かってても 迷ってしまうのは
いつでも 真劍だから
人の基準だって大事と思うけど
人の基準は誰がつくったの?
數えた年より何かを
乘り越えてきた數を手にしたい
いつの日も 信じたい
人にとって生きることは幸せと
そのときに全てのことが
うまくいくとは限らないとしても


6.春鄰

作詞:熊木杏里
作曲:熊木杏里

會えなくて またひとつ
さみしさからの風が吹いた
肩に手をのせるような
君のやさしさに似て
重なり合わないことが
あたりまえならば
もっとそばに步みよっても
夢は終わらないでしょう
君とぼく ぼくと君
この地上で再び會えた
ずっと前 ずっと前
君とぼくは春鄰
冬を渡り 笑いてゆく
いつか花となる
ちがう道をゆくけれど
同じ氣持ちだから
ずっとそばに感じられると
君はいつか言ってたね
ぼくの右 君の左
ふたりに掃れる日がくる
離れても 離れても
君とぼくは春鄰
それぞれのままにいて
ひとつ花になる

いつまでも いつまでも
君にはぼくが春鄰
流れてゆく月日さえ
愛しいと思える
ずっと前 ずっと前
君とぼくは春鄰
笑い泣いて共にゆく
いつか花となる


7.青春たちの聲がする

作詞:熊木杏里
作曲:熊木杏里

聲と聲が會って 人は何を知る?
過ぎた時間だって思い出で會える
夢がひとつあった それを誰と見た?
戀が幾つあって それを何に變えた?
Woo~
Woo~
あなたに聽こえてる 青春たちの聲がする
青春はいつもそばにいるよ
アルバム取り出して 笑い合う友や
急に泣き出してしまう 親がいる
青春の日々は 目に見えるものじゃなく
それぞれで生きて 送り返す便り
時の流れに氣がついて
町が變わるのを見ていると
ただ 淋しげな氣配もあるけど
待っている人のそばに掃ろう
あなたに屆いてる 青春たちの聲がする


8.時の列車

作詞:熊木杏里
作曲:熊木杏里

旅の先で 會いたい
ちがう私と明日に
迎えてくれる場所は
いつも新しい香り
ゆれる日ざし 胸に入れて
笑顏の花を持ち掃ろう
昨日の糸と 今日の糸が
きっと結ばれた出會い
また行こうね またどこかで
會いましょうね その時まで
私らしく日々を過ごす
時の列車は いつでも
夢の先へ 行きたい
いつかあこがれ見ていた
大人になってみても
それは新しい扉
ゆれる心 開け放して
今日だけのことを探しにゆこう
見たことのない空が始まってゆく
戾れるよ 私に
手をつないで さぁ掃ろう
切符はもうあるんだから
私を待つ人のもとへ
時の列車は走るよ
これからの街へと
變わるときがあるけど
人がいる その場所は
今日を留めてるから
また行こうね またどこかで
會いましょうね その時まで
私らしく日々を過ごす
時の列車は いつでも


9.雨が空から離れたら

作詞:熊木杏里
作曲:熊木杏里

噓でなんか 生きられない
それを手伝った人にもなりたくない
だからあなたも早く
自分の噓から 拔け出してほしいんだ
目の前にはどんな自分がいる?
ねえ 目をあけて 余計なものから
生きる力は生まれないから
あなたにはもう見えているはず
自分が大事だよ それも人なんだよ
木々のように生きられない
悟りというのは 死に場所を決めるみたい
だからあなたと共に
泣いたり笑ったり それでいいと思うんだ
まじめぶったり 大人ぶってもいいよ
雨が空から離れたら きっと
見えなかったものがあなたに見えるよ
傷つけたくて 傷つける人なんて
どこにもいない 進むためなんだから
これからだってことを信じて行きたいよ
夢を失わずに人は何を恐怖というの?
何からでもなく見つけたものを
追いかける旅人


10.やっぱり

好きって言って
その聲とその目で
聞かせて もっともっと
あなたの心に會いたい
きっと 似てるよね
意地っぱりで こわがり
その先に もっともっと
幸せを願えればいいのに
壞れそうで まだこの2人が
思うように今をつくれないだけ
それでもあなたと
乘り越えてゆきたいと思うから
やっぱり いつかは
あなたの安らぎになれるように

明日も 好きって言って
あなただけのものに
しないで もっともっと
私の心に觸れて
行けないと もしも搖らいだら
ゆっくりでいいよ 變わらないから
いつでも あなたの
掃る場所になるなら
私なら大丈夫
これからこの先
いいことがあるように思うから
やっぱり 好きだから


11.my present

作詞:熊木杏里
作曲:熊木杏里

何を迷っているのか教えて
心は誰かに伝えるためのもの
好きな人にはあなたを教えて
言葉も愛しい プレゼントになる
あんな風になれたらいいのにと
思う 幸せの姿は
きっとぼくらが生まれてきた
その時に出會ってる
愛をひとつ その手にして
その手で願いを葉えるんだ
世界中の中でひとり
あなたはプレゼント
今 誰かの夢の中で
何を求めているのか教えて
心が心に語りかけてるなら
好きな人とは未來を探して
素直な氣持ちは プレゼントになる
あんなことが出來たらいいのにと
思う 幸せの形は
きっとぼくらをつくっている
この全て 始まってる
愛をひとつ この手にして
ぼくらは願いを葉えるんだ
世界中でたったひとつ
消えないプレゼント
今 あなたの胸の中に
ひとりで開けないで 贈り物はいつも
その時その瞬間を閉じこめた
記憶の箱だから


12.夏休み

作詞:熊木杏里
作曲:熊木杏里

麥わら帽子は もうきえた
たんぼの蛙は もうきえた
それでも待っている 夏休み
姊さん先生 もういない
きれいな先生 もういない
繪日記つけてた 夏休み
花火を買ってた 夏休み
指おり待ってた 夏休み
畑のとんぼはどこ行った
あの時逃してあげたのに
ひとりで待ってた 夏休み
西瓜を食べてた 夏休み
水まきしたっけ 夏休み
ひまわり 夕立 せみの聲